愛とは与えるもの
愛は求めるものではなく、与えるものです。
愛とは与えるもの。これはどういうことでしょうか。
女性は愛を確認したくて、相手に「こうしてくれたら」と求めてしまう傾向があります。
その気持ちよくわかります。私も自信を持てない時、よく彼に求めてしまっていました。
何に自信が持てなかったのか。
「彼に愛されている自信がなかった。」始めはこう思っていたけれど、それは違っていました。実際は、
「彼に愛されている自分」を「信じる」ことができなかった。
十分に愛を与えてくれているはずの彼の愛を、自分自信で受け入れることができていないだけなのです。
その受け入れられない思いを、自分で解決せずに彼に求めてしまっていたのです。
会う約束をしてくれた彼が、約束を破ったことがありました。
私は彼が疲れていたり忙しかったりという事情も考えずに、感情的に怒ってしまったのです。
その後、一度冷静になって考えようと、外に出て当ても無く歩いていたら、どうしようもなく自己嫌悪の気持ちが襲ってきて、一人泣き出しました。
彼の事情も考えずに、自分の欲求を満たすことばかり考えてしまった。。。
「してもらうことばかり考えてしまって、本当にごめんなさい」、と彼に謝りました。
彼は、「そんなこともあるよ。俺も悪かったし」と言ってくれましたが・・・
このことから、「求めることでは何も満たされない。ただ自分への自信のなさを相手に押し付けているだけだ。」ということがよくわかりました。
これを機に、感情的になる前に自分に非がないかを冷静になって考え、また、相手の状況や立場を考え、相手がどうして欲しいか、相手に『与える』ことを考えるようになりました。
そうすることで、驚くほど自然に関係が上手くいくのです。
相手に見返りを求めず与え続けることで、相手がその愛を受け取ってくれ、何らかの反応を示してくれる。
相手の心に愛が届くのです。これが喜びになりました。
そして、「愛されている自分」に実感も持て、自分に自信を持てるようになりました。
愛は求めるものではなく、与えるもの。
簡単なようで難しいことです。
まずは冷静になって自分自身の感情を整理し、相手のことをよく考える。
まずは自分が変わっていくことで、相手にも何か伝わるはずです。
与える愛。これこそが本当の愛なのです。